Brighton Rock - Queen "ブライトン・ロック" 和訳
「Brighton Rock ブライトン・ロック」は「シアーハートアタック」収録。
この「ブライトン」はイギリスにある地名です。
ロンドンから日帰りできる、海岸沿いのリゾート地。
ブライトン・パレスピアの遊園地やイルミネーションが、海面に照らします。
「ブライトン・ロック」のオープニングは、商業施設の喧騒から始まります。
こんなイメージでしょうか。
歌が入るのは1分45秒までで、その後3分間のギターソロが続きます。
終わりギリギリの4分40秒から、残りの歌が入る、長さ5分のうち、ほとんどがギターの曲です。
当然、作曲はブライアン・メイ。
フレディとロジャーの高音と低音が面白いですね。
最後のキャッキャ、ウフフまで。
もう、ラブ・コメディです。
▼CDのブライトン・ロック。
ライブになると長いギターソロが入って、9~13分になります。
"Brighton Rock" 和訳
Happy little day, Jimmy went away
上機嫌なある日、ジミーは出かけて行った
Met his little Jenny on a public holiday
かわいいジェニーに出会ったのは祝日で
A happy pair they made, so decorously laid
二人はすぐ恋に落ち、仲良く並ぶ姿は、それはお似合いだった
'Neath the gay illuminations all along the promenade
遊歩道に沿って、派手に輝くイルミネーションの下
ジミーはロマンチックに語り掛ける
"It's so good to know there's still a little magic in the air
「ねえ、もっと素敵になれる魔法があるよ
I'll weave my spell"
僕が呪文を唱えてあげる」
"Jenny will you stay - tarry with me pray
「ジェニー、帰らないよね
僕と一緒にこのままで、この願いを聞き届けて
Nothing 'ere need come between us tell me love,
二人の間を邪魔するものは何もない
僕は君の愛が知りたいんだ
what do you say"
君はどうなの?」
ジェニーは口元を手でおさえて答える
"Oh no I must away to my Mum in disarray
「まあ、私ったら!もうママの所へ帰らなくちゃ
どうしましょう、まだ誤魔化せるかしら
If my mother should discover how I spent my holiday
もしママが、私が休みの日にこんな事していたなんて知ったら、もう大変!
It would be of small avail to talk of magic in the air
あなたのかけた魔法、ちょっと効いたわ
I'll say farewell"
でも、私の答えは『ごきげんよう』なの」
O Rock of Ages, do not crumble,
ああ、こんな試練にめげてはいけない
love is breathing still
確かに愛の手ごたえはあったもの
O Lady Moon, shine down a little people magic if you will
ああ、麗しき月の女神よ
このちっぽけな哀れ人を照らして、出来れば奇跡を起こして
ジミーはしょんぼり、夜道をひとり歩く
Jenny pines away, writes a letter everyday
ジェニーはあれからジミーを思い出し、ため息をついては
やせ細っていく
来る日も、来る日も熱烈なラブレターを書いた
"We must ever be together, nothing can my love erase"
「親愛なるジミー
私たちはずっと前から、ひとつになるべき運命なのよ
この愛を打ち消すものはなにもないわ
お返事待ってる、愛をこめて」
"Oh no I'm compromised, I must apologize
ジミーは、毎日届く手紙をうんざり開いてつぶやく
「ありゃ、困ったな、やばい事になったぞ
謝って許してくれれば良いんだけど
If my lady should discover how I spent my holidays..."
もし僕の彼女が、僕が休みの日にこんな事していたなんて知ったら、大変だ…」
woo
ウフフ、アハハ♪
request via Youtube
以上です。
▼字幕付き動画を作りました。
1977年のヒューストンです。
おまけ というか
ブライトンは、1960年代イギリスの、「モッズ」と言われる若者たちの聖地でした。
「モッズ」は細身のアイビースーツに、ミリタリーパーカーを羽織り、スクーターを乗り回します。
それに対するのが「ロッカー」と呼ばれた若者。
髪をリーゼントにし、オイルの染みた革ジャケットと、いかついバイクにまたがります。
▼左が「mods モッズ」、右が「rocker ロッカー」
この二者は仲が悪く、ブライトンで「モッズ・ロッカー暴動」という抗争を起こします。
この暴動は、ザ・フーの、ロックオペラ"Quadrophenia"、映画「さらば青春の光」にもなっていて、ブライトンはイギリスの若者文化を代表する場所の一つなんですね。
「ブライトン・ロック」のジミーやジェニーのように、ロンドン近郊の若い男女は、ブライトンへ日がな遊びに行っていたのでしょう。
▼ブライアン、ブライトンを行く。
ブライアン・メイの若い頃は、ギターと勉強ばっかりのイメージです。
果たして、他の若者同様、ブライトンに入り浸ってたでしょうか?
▼若きメイ氏はギターに夢中。
雰囲気から察するに、ブライトンに行ってなさそう。
中学校の先生をやっているくらいだし。
▼インテリっぽいオールバック、清潔な身なり、整ったお部屋。
猫まで毛づやが良いですね。
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