Another One Bites The Dust 和訳
曲は、ストーリー仕立てで、ある一人の男の孤独な復讐劇、という内容です。
ベースのジョン・ディーコン作。
クイーンでは、控えめな存在ながら、穏やかで安定感があり、
楽器は一通りこなし、大学も首位で卒業した才能の持ち主です。
この「地獄への道連れ」は完全なフィクションで、
雰囲気は映画「アンタッチャブル」みたいな感じかな?と。
そこで、和訳もストーリー仕立てにしてみました。
▼イメージは、定番のソフト帽にロングコート。
▼PVです。「地獄へ道連れ」。アナザワンバイツァダス!
"Another One Bites The Dust" 「地獄への道連れ」 和訳
Ooh! let's go!
さあ、出番だ。
Steve walks warily down the street
スティーブの野郎は、警戒しながら用心深げに通り沿いを歩き出す。
(With his) brim pulled way down low
ソフト帽を目深に押し下げて、こわばった顔を隠してるつもりか?
Ain't no sound but the sound of his feet
静かだ。不気味なほど静かすぎる。
通りを行くヤツの、乾いた足音しか聴こえない。
Machine guns ready to go
手の中には、火を噴きたがるマシンガンの銃口が鈍く光る。
Are you ready,
なあ、おい。
Hey, Are you ready for this?
覚悟は出来てんだろうな?
Are you hanging on the edge of your seat?
生死の崖っぷちにブラ下がるってよぉ。
Out of the doorway the bullets rip
やおら戸口を蹴り出して、銃弾が口火を切る
To the sound of the beat yeah
小刻みなビートが響き渡る。
Another one bites the dust
ドサリ。
倒れこんだそいつは動かない。
俺はひとつ呼吸をつく。
Another one bites the dust
ダダダダ!
暴れ狂うマシンガンを握る手に、汗がにじむ。
視界の端に、黒い影が断末魔をあげて落下する。
And another one gone and another one gone
また一人、またひとり。
Another one bites the dust hey
無様な死に方しやがって、ザマぁねぇな。
Hey I'm gonna get you too
ヘッ!、お次はお前の番だ。
Another one bites the dust
ありがたく地獄へ落ちな。
How do you think I'm going to get along,
お前、なに考えてやがる?
どうせ俺一人じゃ何もできっこねえって、ハナから決めてかかってんだろうがよ。
残念ながら、俺は死の淵から這い戻ってやったぜ。
Without you, when you're gone
お前が消え失せてから、
まさか俺が報復に来るとは夢にも思わなかっただろうな。
You took me for everything that I had,
お前は俺の全部を奪いやがったんだ。
金も、信用も、家族も、持っているもの全てだ!
And kicked me out on my own
そして俺に罪をおっかぶせて、今じゃ俺は独り追われる身さ。
Are you happy, are you satisfied
幸せかい?そりゃ満足だろう?
How long can you stand the heat
だが、いつまでそうしていられるかな。
Out of the doorway the bullets rip
闇を切り裂く弾丸が、ドアの外まで出迎える
To the sound of the beat
つんざく轟音が耳を打つ。
look out
せいぜい、気を付けな。
ドッ、ドッ、ドッ・・・。
耳まで心臓の音が聴こえる。
Another one bites the dust
パン!
乾いた発砲音。
そしまた一人、窓枠にだらしなく身を乗り出す。
Another one bites the dust
ここにも、あそこにも。
たかが俺一人相手に、ご丁寧なこった。
And another one gone, and another one gone
お次は誰だ?
死に急ぎたいヤツは出て来いよ。
Another one bites the dust
お望みどおり、終わらせてやるぜ。
Hey, I'm gonna get you too
待ってろよ。
じわじわと追い詰めてやる。
Another one bites the dust
あの世で詫びでも入れるんだな。
hey
oh take it
ザコどもはお呼びじゃねぇ。
獲物はお前一人なんだよ。
bites the dust
死ね!
bites the dust yeah
死にさらせ!
hey
額から流れる汗が、襟元へ吸い込まれる。
Another one bites the dust
― 命が惜しけりゃ引っ込んでな。
ガシャ!
打ちつくしたマシンガンを投げ捨てる。
Another one bites the dustow
― 容赦はしねぇ。
胸元からハンドガンを取り出し、一瞥をくれる。
Another one bites the dust hey hey
― 命はもっと大事にするもんだっ!
薬莢が、軽快な金属音を立てて地面に跳ねる。
Another one bites the dust
パン!パン!
― テメエの命は、俺のかすり傷と引き換えだったようだ。
hey yeah yeah
死屍を踏み分け、俺は地獄絵図をさまよう。
グラグラするが、意識はハッキリしている。
ooh show down
いよいよクライマックスとしけこむか。
There are plenty of ways you can hurt a man
お前はいくらでも料理できるよな。
イヤってほど、見せ付けてくれてよぉ。
And bring him to the ground
捕まっちまったらオシマイさ。
You can beat him
数に物言わせてリンチか?
You can cheat him
お得意の罠に掛けるか?
You can treat him bad and leave him
お気に召すまま、死ぬまで痛めつけたら
When he's down yeah
ゴミ屑同然に転がされるんだ。
oh yeah
But I'm ready, yes I'm ready for you
それで俺がケツまくって逃げると思ったか?
ハハッ、まさか!
俺に失うもんなんかねぇ。
I'm standing on my own two feet
ここにこうして舞い戻ってきてやったんだ。
手厚い歓待に感謝申し上げるぜ。
Out of the doorway the bullets rip
火傷しそうな銃身は歓声を叫び
弾丸はキスを浴びせに、一直線にドアをブチ破る。
Repeating the sound of the beat
飽きるほど繰り返される、銃撃戦のパーティさ。
ゲームを続けよう。
oh yeah
楽しもうぜ。
ドクッ、ドクッ、ドクッ。
心臓の音がまた。
いま止めるわけにはいかねえんだ。
お前を道連れにするまでは。
Another one bites the dust
さっき身構えてたそいつは、足元でピクリとも動かない。
哀れな末路だ。
Another one bites the dust
手こずったライフルのあいつもお陀仏だ。
いい腕だったがな。
And another one gone, and another one gone
こいつがいつも自慢していた、帽子と銃をいただくぜ。
Another one bites the dust
ガン首揃えて屍骸ども、恨みっこナシさ。
Hey, I'm gonna get you too
さあ、最期の仕上げだ。
Another one bites the dust
念仏は唱えたか?
久しぶりのご対面だな。
shoot out
そこだ!
alright
これで終わった。
やっと俺も地獄へ旅立てる。
以上です。
おまけ
ディーコンはディスコが好きで、この「地獄への道連れ」もディスコ音楽、Cick の「Good Time」という曲からヒントを得たそうです。
ベースの部分が確かに似ています。
▼ヒントになったCick の「Good Time」。思わず「アナザワン・・・」と歌いそうに。
おまけ その2
目立たない、とはいうけれど、ディーコン結構好きです。
実際、ベースも顔も格好良いと思うんですが。
せっかくなので、ディーコンの画像です。
▼ジョン・ディーコン
▼「地獄への道連れ」のジョン・ディーコン。
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