"Floyd The Barber" 和訳 Bell on door clanks - come on in ドアのベルが、カランと音を立てた。 「さあさ、どうぞお入り」 Floyd observes my hairy chin 店主のフロイドは、俺のヒゲ面をじろじろ眺めつつ 理容椅子の向きをこちらへ向ける。 Sit down (in the) chair, don't be afraid 「ここへお座り。大丈夫、怖くないよ」 Steamed hot towel on my face アツアツのおしぼりタオルが、顔にのせられる。 I was shaved 剃刀があてがわれ I was shaved 削ぎ落していく。 I was shaved 俺は削がれた。 Barney ties me to the chair バーニィが俺を椅子に縛り付ける。 I can't see, I'm really scared タオルで顔を覆われているので何も見えない。 心底、恐怖で冷や汗が出る。 Floyd breathes hard, I hear a zip フロイドは息を荒くしていて、 ズボンのジッパーを下げる音が聞こえた。 Pee-Pee pressed against my lips 抵抗したのに、俺の口にチンチンがねじ込まれた。 I was shamed こんなことってあるか。 俺は辱められた。 I was shaved 俺は削ぎ落された。 I was shaved 俺は削がれたんだ。 I sense others in the room 別の部屋に、誰かいる気配がする。 Opie, Aunt Bee, I presume オーピー、それにビーおばさんだろうか? They take turns in cut me up 代わるがわる俺をいたぶり、切り刻む。 I die smothered in Andy's butt (alt; I died smothered in Aunt Bea's muff) アンディのケツが顔にのしかかり、 (ビーおばさんが顔にまたがり) 呼吸が出来ずに俺は死ぬ。
I was shamed 何かが砕けた。 I was shamed 俺は凌辱された。 I was shamed 俺は壊された。 以上です。 ▼和訳付き動画。フォロワー様へ捧ぐ。
ブライアン・メイ作「イッツ・レイト」はアルバム「News Of The World 世界に捧ぐ」の10曲目。6分22秒と長いですが、3部構成です。 ショートバージョンの3分49秒もあります。 ショートバージョンは、CDシングル用に編集されたもので、ギターの部分がばっさりカットされています。 1997年(フレディ没後)に作られたビデオ・クリップもあって、こちらは約4分。 聞き比べてみても、やはりCDのロングバージョンが良いですね。 有り難いことに、メイ氏による「イッツ・レイト」について解説があります。 下記、メイ氏の解説とねこあるきの意訳です。 "Brian May - 1989, In The Studio radio programme"より "It's another one of those story-of-your life songs. 「これは、人生において起こる出来事のひとつを表現した曲さ。 I think it's about all sorts of experiences that I had, そうだな、僕はあらゆる経験をしてきたけれども and experiences that I thought other people had, 他の誰だってそれは同じだと思うんだ。 but I guess it was very personal, 多分、すごく個人的なこともね。 and it's written in three parts, それで、3つのパートに分けて、その事を書いたんだ。 it's like the first part of the story is at home, 最初のパートは、自宅で起こった物語のようだ。 the guy is with his woman. ある男が、彼の女と一緒に自宅にいる。 The second part is in a room somewhere, 2番目のパートは、どこかの部屋での事かな。 the guy is with some other woman, さっきの男は、別の女と一緒にいる。 that he loves, 男は恋に落ちている。 and can't help loving, だから、想いを止められないんだ。 and the last part is he's back with his woman." 最後のパートは、男は最初の女の元へ戻って来る。 まあ、こんなお話し。」
"Spread Your Wings" 和訳 Sammy was low サミーは沈んだ気持ちで膝を抱え Just watching the show 雑然と、酒瓶や荷物が積まれた暗い裏方から 煌びやかな表舞台のショウを、ただ眺めていた Over and over again 何度も何度も、仕事も時間も忘れて Knew it was time その時が来たと He'd made up his mind 今こそ思い立つ時だと分かっていた To leave his dead life behind この生き甲斐のない、日陰の人生に別れを告げなければ His boss said to him しかし今日こそは、と思いつつ 支配人の、サミーの雇い主が言うことに反論できず、 無為に時間だけが過ぎていく ぼんやり座り込むサミーの前に、支配人が足音を立ててやって来て 見下ろしながら呆れ顔で言う "Boy you'd better begin 「お前なあ、いつまでそうやっているんだ To get those crazy notions right out of your head また悪い癖が始まったのか 悩むくらいなら、バカなことを考えるのはよせよ Sammy who do you think that you are? サミー、聞けよ 人間には身の丈ってもんがあるんだ お前は自分をなんだと思ってる? You should've been sweeping up the Emerald Bar" いいから、さっさと仕事に戻れ この、バー・エメラルドの床掃除が、 今お前がやるべき現実だろうが」 急き立てられ、重い腰を上げ、 床を掃くブラシの音を遠くに聴きながら サミーはまだ煮え切らない思いを、反芻していた Spread your wings and fly away 勇気を出して、翼を広げて飛び立つんだ Fly away, far away 風を切って、君が望む高みへと飛んで見ろよ Spread your little wings and fly away 君の小さな翼を広げ、大空へ乗り出そう Fly away, far away 高く、どこまでも高く Pull yourself together だから、しっかりしなよ 'Cos you know you should do better 誰が何を言おうが 自分が一番、最善の道を分かっているはずだろう That's because you're a free man 自分を縛っているのは自分だと気付きなよ 君はいつだって自由なんだ He spends his evenings alone in his hotel room サミーは仕事が終わると、決まって独りで夕暮れの中 借りた部屋の中で過ごした こんな毎日をいつまで繰り返せばいいのか、と 何度思ったことだろう Keeping his thoughts to himself, he'd be leaving soon 分かってる、誰に話したところで一歩を踏み出すのは自分だ こんな所で腐ってる場合じゃない 今すぐにでも、夢を追いかけるんだ Wishing he was miles and miles away 想像は鉛のように重い体を抜け出し 彼方へと想いを馳せる Nothing in this world, nothing would make him stay よどんだ瞳は活き活きと輝きを取り戻し、 彼を止めるものは何もない、押し留めるものなど有りはしない Since he was small サミーは周りと比べて背も低く、 声も小さいみそっかすだった Had no luck at all 運にはことごとく見放され Nothing came easy to him 何をやるにしても、困難が付きまとっていた Now it was time 根拠も自信も無いけれど きっと何もしないままなら、先は見えている He'd made up his mind だから、今こそ変わらないといけない時だ "This could be my last chance" 「たぶん、この機会を逃したらあとは無いだろうな」 漠然とした焦燥感が彼を奮い立たせる サミーが力強く顔をあげた瞬間、目に飛び込んできたのは 腰に手を当ててしかめっ面をした支配人だった His boss said to him, "Now listen boy! サミーを挫くかのように、 ため息と苛立ち交じりに支配人は語気を荒げた 「今日という今日はさ、おい、頭に叩き込んでおけ! You're always dreaming どうでも良い大きな夢とやらに、いつもふけっているけどよ You've got no real ambition, you won't get very far 実際どうなんだ、お前にやり遂げるだけの度胸なんかあるか? 何か実績でもあるか、無いだろ? お前の描く夢には程遠いんだよ Sammy boy, don't you know who you are? サミー、なあ、俺はお前を思って言ってるんだ 高望みしすぎなんだよ 地に足付けて生きるのが真っ当だと思わないのか? Why can't you be happy at the Emerald Bar?" 夢なんて追っかけて、失敗したら目も当てられないって お前もよく分かってるだろ 仕事が無い奴だっているんだぜ ここのバー・エメラルドで働けるだけでも充分だと思うがな お前は恵まれているんだ、いい加減分かれよ」 サミーはこぶしを握り、言い返すことも出来ずうつむいた So honey ねえ君、自信を持って Spread your wings and fly away その背中には翼がある 広げてみなよ、空へと飛び立つんだ Fly away, far away 高く、遠く、君の望むところへと Spread your little wings and fly away 小さな翼を広げて、一歩踏み出してごらん 真っ逆さまだなんて怖がらないで Fly away, far away 風を味方にして軽やかに舞い上がるから そう、どこまでも遠くへ Pull yourself together 大丈夫だよ、自分を信じて 'Cos you know you should do better 自分が為すべき最善のことを、君は分かってるんだろ That's because you're a free man そして君はいつでも自由だから Come on, honey さあ、行こう
Thank you for your request,Mr.T.
以上です。 といいつつ、続きがあります。 追記: 歌詞には無い部分で、わずかではありますが。 最後の「Come on,hohey さあ、行こう」のあと。 I'll be with you 僕が付いている が、フレディのアドリブでしょうか、聴こえます。 これがBBCバージョンになると、 Let me take you 僕が連れて行くよ に代わっています。 こちらはハッキリ聴こえるので、フレディからのメッセージなのかな、と思います。 以上です。
"Victims" 和訳 The victims we know so well 「犠牲者」、僕たちには何の事かよく分かっているよね They shine in your eyes 今では変わり果てた彼らだけど、 あの頃と同じ姿で君の瞳に宿っている When they kiss and tell そして彼らはキスして語り掛け Strange places we never see 未知の場所へ導いてくれるんだ But you're always there でも、気付いていないかな 君はいつもその場所にいるんだよ Like a ghost in my dream 僕の夢に現れる、付きまとう幽霊のように 気が付けば傍にいて、決して離れないのと似ているね And I keep on telling you 僕は君に繰り返し語り続けよう Please don't do the things you do お願いだから、今やっている事も、やろうとしている事も やめて欲しいんだ When you do those things だって、君が何かを行動するときには Pull my puppet strings 僕を操っている糸を引っ張って I have the strangest void for you 僕はバカみたいに操られ、望まない動きをさせられるから 心は空っぽで、誰よりも不格好な操り人形みたいだよ すべては君のために We love and we never tell 僕たちの愛は確かなものだと信じている だから、決して問わないよ What places our hearts in the wishing well 想いが叶う、願い井戸がどこにあるかなんて Love leads us into the stream 愛は、僕らを試すかの様に押し流して And it's sink or swim 二人は終わりを告げるのか、それとも絆を強くするか 大きな決断を迫ったりするけれど Like it's always been 今までもずっとそんな事があったよね And I keep on loving you だから僕は、今までもこれからも、君を愛し続けるよ It's the only thing to do それが僕にできる唯一つのことだから When the angel sings 天使の歌声すらも There are greater things どんな偉業であったとしても Can I give them all to you 僕が出来る限り、持てるものすべてを君に贈ろう uh,oh,uh Pull the strings of emotion ねえ、心の糸にふれてごらん その糸は君の封印してしまった熱情につながっていて Take a ride into unknown pleasure 頑なな心を和らげ、経験したことのない至福が包みこむ Feel like a child on a dark night 僕はまるで、子どもが暗闇の中で小さな手を合わせて Wishing there was some kind of heaven 一心にお空へ願いをかけているよう I could be warm with you smiling 和やかな気持ちで、僕と君は一緒に微笑んでいたいから Hold out your hand for a while あの時、君と僕を繋いでいたその手を 少しの間だけ僕に差し伸べて The victims we know them so well... 「犠牲者」、それが何を意味するのか僕らは知っている so well よく知っているはずだよ ah The victims we know so well 「犠牲者」、僕と君の間には、あえて言う必要もなく They shine in your eyes when they kiss and tell 犠牲となった彼らは、君の瞳の中で幸せなまま生き続け 優しくキスして教えてくれる Strange places we never see 僕らがまだ見知らぬ未来へ、その在り処へと But you're always there like a ghost in my dream でも君はいつでもその場所にいるんだ 僕の夢に出る幽霊の様に、気付かないうちに傍にいる And I keep on telling you 僕は君にずっと語り続けるよ Please don't do the things you do 君がやっていることをどうか止めて When you do those things, pull my puppet strings 僕を操る糸を引き、意のままに操ろうとしないで 僕は心の無い人形じゃないよ I have the strangest void for you 何も満たされず、空しく僕は君のために踊り続ける 僕はこの世で一番、馬鹿げた操り人形みたいだ oh,uh Show my heart some devotion 君をどれほど深く愛しているか、僕の献身を見せてあげる Push aside those that whisper never だから、小さな囁きに耳を傾けて どんな時でも邪険にしないで Feel like a child on a dark night 闇夜に幼い子どもが震えて誰かを求めるように Wishing we could spend it together 二人が一緒にいられるよう切望している I could be warm with you smiling 温もりの中で、君と微笑んでいられることを Hold out your hand for a while 離れてしまった二人の手 僕の手は虚空を掴んでいる 少しだけでも、君の手を伸ばして握って欲しいよ The victims we know them so well, 「犠牲者」、僕らは何を意味するか分かるよね so well... よく分かっているよね