洋楽は日本みたいに規制が厳しくないのでしょうか。 ユーチューブを漁っていると、珍しい音楽が聴けたりもします。 今回和訳した「フィーリング、フィーリング」は、 ギターのブライアン・メイ作ですが なかなかロックで良い曲なのに、なぜか未収録曲でした。 ここにきて2011年発売の、「世界に捧ぐ」(New Of The World)の、 デラックスエディション2枚目に収録されているようです。 「テイク10」と呼ばれる収録されたバージョンと、 「テイク9」と呼ばれる未収録のものがあるみたいです。 (和訳したのはテイク10です) ブライアン・メイは、知的で理屈っぽい人だと思っていましたが、 このフィーリング・フィーリングみたいな歌詞も書くんですね。 ▼1977年ロンドンにて収録。「Feelings, Feelings」 最初にブライアンの掛け声が入ります。「テイク10」です。 ※YouTubeで削除されてしまいましたので、再投稿します。
▼こちらは未収録の「Feelings, Feelings テイク9」。確かにちょっと違う。
"Feelings, Feelings" Take 10 和訳 (Brian: One, two, three) (ブライアン・メイ:1,2,3!) Wooh Gotta get rid of this feeling, feeling done 気の向くままに、邪魔するものは取っ払ってやろう。 Yes, I've gotta get rid of this feeling that's under my tongue, のどまで出掛かった言葉は、遠慮なく声に出そう。 key set 調子も上々。 I've been waiting so long, 待ったよ。待ちくたびれたよ。 I've got to be all fingers and thumbs 今こそ全身を全部の指になったつもりでいくよ。 Ooh, sitting all alone with just a feeling, I'm feeling bad ダメダメ。ずっと独りで膝を抱えているなんて、気分は最悪。 Yes that feeling is driving me, it's driving me mad そうさ。心のままに、君の気持ちを僕にぶつけて。 僕を狂おしくさせてくれ。 Oh, now that I'm here, 君には僕がいる。 got to give you all that I ever had, 僕が知る以上の、君の全てを僕に見せて。 sure do ほら、やるんだ。 Now that I'm here 僕はここにいて I can see you so clearly 君を隅ずみまでよく見ている。 手に取るように全部はっきり見えているよ。 It's the way I should say it これを試してって僕は言うから、君はやるんだ。 It's not what I say it's the way that I say it 事が進むにつれ、そうじゃない、こうするんだ、ってまた言うから 君は言われるがままにして。 It's not how I play it's the way that I play it 僕は何をしたいの?って、そうじゃない。 僕はこれがやりたいんだ。 Ooh, wooh, wooh, yeah, I feel (yeah) いいね、いい感じだ。そう、そのまま。すごくそそられるよ。 Now that I'm here 生きてるって感じ。 Ooh, got to get a rid of this feeling I'm feeling inside, 今、この本能を邪魔するものは何もない。 Got to get you into that feeling that's driving me mad, 僕を狂わせる君の全てをこの身に受け入れよう。 alright, baby いいだろ。 Oh, now that I'm here, ああ、つくづく実感するよ。 息づかい、体温、赴くままに身を任せて。 I've got to give you all that I ever had, 君にも、僕の身も心も経験も、全てをあげる。 stop ここまで! Yes
「I Can Hear Music アイ・キャン・ヒア・ミュージック」は、 1966年に「ザ・ロネッツ」が出して、← これが本家。 1969年に「ザ・ビーチボーイズ」がカバーしています。← 有名。 ▼本家「ザ・ロネッツ」の豊かな歌声「I Can Hear Music」
▼こっちも有名な「ザ・ビーチボーイズ」の「I Can Hear Music」。「天使の歌声」と称されるカール・ウィルソンの甘く優しいボーカル。さらに幾重ものコーラスが素晴らしい。
▼ガラスの様な、あやうい透明感がある、フレディの「I Can Hear Music」ギターはもう、やっぱりブライアン・メイという感じです。
今回は、本家は紹介だけにして、和訳はラリー・ルレックスのみにしました。 "I Can Hear Music" - Larry Lurex This is the way これなんだ。 I always dreamed it would be いつも僕が夢見ていたことは。 The way that it is ああ、なんてことだ。 Oh, no, when you are holding me 君が僕を抱きしめてくれる時に分かったんだ。 I never had a love of my own 自分一人だけで愛することなんて、今まで出来なかったよ。 Maybe that's why when we're all alone たぶん、だから僕らはずっと孤独だったんだね。 I can hear music 僕には音楽が聞こえる。 I can hear music 心に旋律が流れる。 The sounds of the city, baby 都会の喧騒が、ねえ Seems to disappear 消え去ったみたいなんだ。 Oh when, なんだろう。 I can hear music 僕には音楽が聞こえてくる。 Sweet, sweet music 甘い、あまいメロディが。 Whenever you touch me baby 君が僕にふれたときはいつでも Whenever you're near 君がそばにいてくれるときにも。 Loving you 愛してる。 it keeps me satisfied それが全てさ、僕は何もかも満たされる。 And I can't explain, oh no なんて言ったらいいのかな、ごめん、うまく言葉に出来ないんだけど。 The way I'm feeling inside 心で感じているっていうか You look at me we kiss and then 君がじっと見つめて、キスしてくれて、それから I close my eyes and here it comes again 僕は目を閉じると、また聴こえてくるんだ。 I can hear music 旋律が流れる。 I can hear music 僕には音楽が聴こえるんだ。 The sound of the city baby 車の音や、雑踏の音、すべてのノイズが Seems to disappear 気付いたら消えていた様だ。 Oh when, I can hear music そうなんだ。流暢な調べが Sweet, sweet music 甘い、あまい音楽が聴こえる。 Whenever you touch me baby 君の手が僕にふれたときや、 Whenever you're near 君がそばにいるときに。 I can hear music 気付けば音楽が流れていて、 Sweet, sweet music 甘い旋律が、この世界を甘く染め上げているんだ。 Whenever you touch me baby 君が寄り添ってくれたときや、 Whenever you're near 君がいるだけで。 I can hear music 音楽が聴こえてくる。 Sweet, sweet music 甘い、あまいメロディが包みこむ。 Whenever you touch me baby 君の体温を感じたときとか、 Whenever you're near 君といるとね。 以上です。 ▼初期のフレディー画像だけ使って動画を作りました。 テストをかねて。
▼日本語と英語の字幕が選べます。特別版です。
うっとりです。 初期フレディは、オリジナルの純粋なラブソングがないのが残念です。 しかし、たとえカバーでも、純粋なラブソングがあって良かった。 ニルヴァーナのラブ・バズみたいに。 おまけ ▼「Queen In Nuce」 公式ではないですが、クイーンのレア音源をあつめたもの。 ラリー・ルレックスもあり、クイーンの前身、スマイルもあり。 40分あります(あまり音は良くないです)。 曲目 1. Larry Lurex -- Going Back 0:00 2 Larry Lurex -- I Can Hear Music 3:34 3 Queen -- Mad The Swine 6:55 4 Smile -- Earth 10:15 5 Smile -- April Lady 14:30 6 Smile -- Polar Bear 17:20 7 Smile -- Step On Me 21:18 8 Smile -- Blag 24:35 9 Smile - Doing Allright 27:50 10 Tim Staffel + Brian May - Earth (2003, Brian on vocals) 31:44 11 Tim Staffell + Brian May - Doing Allright (2003) 36:48