2016年5月20日金曜日

I Can Hear Music - Larry Lurex (Freddie Mercury) Queen 和訳

I Can Hear Music - Larry Lurex (Freddie Mercury) Queen 和訳


らりるれ」、ときたら「」と応えたくなるのが日本人ですが、ここはクイーンが好きなら「くす」と言うのが良いらしいですよ。

らりるれくす

Larry Lurex :ラリー・ルレックスは、フレディのもうひとつの名前です。
最初のアルバム「戦慄の王女」が、発売される直前の2週間前に、フレディがボーカルでシングルを出したときに付けました。

▼当時はCDではなくて、レコードです。
A面とB面に分かれています。








ギターでブライアン・メイ、パーカッションでロジャー・テイラーも参加しているので、もはやフレディ単独の別称、というより、クイーンの別称でも良いような気がします。

「フレディ」だって本名じゃないですけどね。

出したシングルはカバー曲で、2曲あります。
ここではnekoarukiが捜し求めていた甘いラブソングを、初期のフレディの声で歌ってもらうという、なんと素晴らしい、生きていて良かった。

フレディにこの企画を持ってきたプロデューサー、ロビン・ケーブルさんに、勝手に心より謝辞を申し上げます。
…ので、「アイ・キャン・ヒア・ミュージック」を和訳しました。

 
▼初めてスタジオで撮ったフレディ(ラリー・ルレックス)、1973年です。「Liar ライアー」のフレディにしか見えないあなたはクイーン中毒。
お手入れしたのでしょう、胸毛が無いのが珍しいです。


初めてスタジオで撮ったフレディ。



「I Can Hear Music アイ・キャン・ヒア・ミュージック」は、
1966年に「ザ・ロネッツ」が出して、 これが本家。
1969年に「ザ・ビーチボーイズ」がカバーしています。 有名。



▼本家「ザ・ロネッツ」の豊かな歌声「I Can Hear Music」





▼こっちも有名な「ザ・ビーチボーイズ」の「I Can Hear Music」。「天使の歌声」と称されるカール・ウィルソンの甘く優しいボーカル。さらに幾重ものコーラスが素晴らしい。




▼ガラスの様な、あやうい透明感がある、フレディの「I Can Hear Music」ギターはもう、やっぱりブライアン・メイという感じです。






今回は、本家は紹介だけにして、和訳はラリー・ルレックスのみにしました。


"I Can Hear Music" - Larry Lurex


This is the way
これなんだ。

I always dreamed it would be
いつも僕が夢見ていたことは。

The way that it is
ああ、なんてことだ。

Oh, no, when you are holding me
君が僕を抱きしめてくれる時に分かったんだ。

I never had a love of my own
自分一人だけで愛することなんて、今まで出来なかったよ。

Maybe that's why when we're all alone
たぶん、だから僕らはずっと孤独だったんだね。


I can hear music
僕には音楽が聞こえる。

I can hear music
心に旋律が流れる。

The sounds of the city, baby 
都会の喧騒が、ねえ

Seems to disappear
消え去ったみたいなんだ。

Oh when, 
なんだろう。

I can hear music
僕には音楽が聞こえてくる。

Sweet, sweet music
甘い、あまいメロディが。

Whenever you touch me baby
君が僕にふれたときはいつでも

Whenever you're near
君がそばにいてくれるときにも。


Loving you 
愛してる。

it keeps me satisfied
それが全てさ、僕は何もかも満たされる。

And I can't explain, oh no
なんて言ったらいいのかな、ごめん、うまく言葉に出来ないんだけど。

The way I'm feeling inside
心で感じているっていうか

You look at me we kiss and then
君がじっと見つめて、キスしてくれて、それから

I close my eyes and here it comes again
僕は目を閉じると、また聴こえてくるんだ。


I can hear music
旋律が流れる。

I can hear music
僕には音楽が聴こえるんだ。

The sound of the city baby
車の音や、雑踏の音、すべてのノイズが

Seems to disappear
気付いたら消えていた様だ。

Oh when, I can hear music
そうなんだ。流暢な調べが

Sweet, sweet music
甘い、あまい音楽が聴こえる。

Whenever you touch me baby
君の手が僕にふれたときや、

Whenever you're near
君がそばにいるときに。


I can hear music
気付けば音楽が流れていて、

Sweet, sweet music
甘い旋律が、この世界を甘く染め上げているんだ。

Whenever you touch me baby
君が寄り添ってくれたときや、

Whenever you're near
君がいるだけで。


I can hear music
音楽が聴こえてくる。

Sweet, sweet music
甘い、あまいメロディが包みこむ。

Whenever you touch me baby
君の体温を感じたときとか、

Whenever you're near
君といるとね。


以上です。

▼初期のフレディー画像だけ使って動画を作りました。
テストをかねて。


▼日本語と英語の字幕が選べます。特別版です。



うっとりです。
初期フレディは、オリジナルの純粋なラブソングがないのが残念です。

しかし、たとえカバーでも、純粋なラブソングがあって良かった。
ニルヴァーナのラブ・バズみたいに。


おまけ

▼「Queen In Nuce」
公式ではないですが、クイーンのレア音源をあつめたもの。
ラリー・ルレックスもあり、クイーンの前身、スマイルもあり。
40分あります(あまり音は良くないです)。

曲目

1. Larry Lurex -- Going Back 0:00
2 Larry Lurex -- I Can Hear Music 3:34
3 Queen -- Mad The Swine 6:55
4 Smile -- Earth 10:15
5 Smile -- April Lady 14:30 
6 Smile -- Polar Bear 17:20
7 Smile -- Step On Me 21:18
8 Smile -- Blag 24:35
9 Smile - Doing Allright 27:50
10 Tim Staffel + Brian May - Earth (2003, Brian on vocals) 31:44
11 Tim Staffell + Brian May - Doing Allright (2003) 36:48









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2 件のコメント:

  1. フレディといったら力強く歌っているイメージが強いのですが、
    こういった優しい感じの歌もあるのですね。
    動画は歌のイメージにぴったりで、しかも切り替わるタイミングもすごく良くて、
    まるで公式のPVを見ているみたいです。
    Loving youのところでタイミングよく出てくる写真と目が合うみたいでびっくりします。

    返信削除
    返信
    1. はなおのぺらさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
      ヒゲのフレディからは想像もつかない、甘い歌声で、もっと評価されるべきだと勝手に思っています。ちなみに、スライドショーを作るのは初めてです。
      "Loving you"と、"you look at me"はもろに狙って作りました。びっくりではなく、初恋のごとくドキッとしてください(笑)

      削除