2017年9月24日日曜日

It's A Miracle イッツ・ア・ミラクル - Culture Club 和訳

It's A Miracle イッツ・ア・ミラクル - Culture Club 和訳


「イッツ・ア・ミラクル」(1983年)は、元々「It's America イッツ・アメリカ」というタイトルの曲でした。

カルチャー・クラブが、アメリカに初めて行ったときの歌詞です。

1984年に「イッツ・ア・ミラクル」に変更しましたが、あまり歌詞は変わっていないですね。

日本的なPV、日本的なジャケットの所為で、もうアメリカは関係なくなっています。


アメリカについての歌詞なのに。


▼ジャケット その1
お願いしますよ、どこから見ても、もう日本テイストじゃないですか。




▼ジャケット その2
一応、左の波線と星、赤と青の色使いがアメリカっぽい名残りなんだろうか。
どう見ても、日の丸模様に目が行きますが。





ここは、一見に如かず。

▼せっかくなので、「イッツ・アメリカ」だった時の動画を観てみましょう。
思いっきり、"It's America"を連呼しています。




歌詞がちがうところは、

"It's a miracle" の部分は "It's America"
"Cry it's a miracle" が "I'll meet in America"

この2つだけなので、もう、元のアメリカをイメージして和訳しました。


▼「イッツ・ア・ミラクル」のPV。
舞妓さんを演じるのは、ミスミーブラインドでお馴染みの通訳さんでしょう。





"It's A Miracle" 和訳

Guns that cross the street
外に出れば、銃弾が道を飛び交い

You never know who you might meet
実際、これは体験しないと分からないだろう

Who's in disguise
どこに何が潜んでいるか


Ooh as you blow a storm
急襲に遭ったら、一撃食らわしてやると意気込んでも

There's no one there to keep you warm
そこに君を守ってくれる人は、誰もいないよ

It's no surprise
しかも、これが日常だったりする

There's something in my eyes
だって、僕はこの目で見たんだもの


It's a miracle (It's a miracle)
驚きだよ

It's a miracle (It's a miracle)
まさに不可解

It's a miracle (It's a miracle)
理解を超えている

It's a miracle (It's a miracle)
アメリカって国は。

And dreams are made of emotion
そして気持ちが強ければ夢は叶うと、
根拠なく信じてる


Dance with the counterfeit
上っ面だけ取り繕って

The plastic smiles and micro heat
プラスチックの笑顔に、機械仕掛けの情熱
なんか、嘘っぽいんだよね

I'll meet you there
もし、アメリカで君に出会ったら

I'll meet you there
会うことがあればさ

Run to the edge of town
都心を抜けて、西海岸まで飛ばして行こう

Where Hollywood lay its footprints down
そこはハリウッド、有名人の足跡がたくさんある

Monroe was there
マリリン・モンローのもあるよ

but do you really care
でも、君は興味ある?


It's a miracle (It's a miracle)
すごいよね

It's a miracle (It's a miracle)
未知の世界だ

It's a miracle (It's a miracle)
こんなの初めて

It's a miracle (It's a miracle)
ミラクル、と言っておこう

And dreams are made of emotion
そして人々の、アメリカン・ドリームに対する情熱は半端ない


Cry it's a miracle
「何これ!」と、何度叫んだことか

Cry it's a miracle
「何なんだよ」と、何回も驚かされた

Cry it's a miracle
信じられない所だ

Cry it's a miracle
刺激が強すぎるよ


Guns that cross the street
銃声が響いているのに、みんな慣れたもので

You never know who you might meet
行ってみないとこの驚きは分からないよ

Who's in disguise
まず、見かけに騙されちゃダメだって


Ooh as you blow a storm
まさか、自分だけはそんな目に遭わないと思うでしょ

There's no one there to keep you warm
でも何かあった時に頼れる人はいないんだよ

It's no surprise
僕も、もう慣れっこ

There's something in my eyes
自分の目で色々見て来たからね


It's a miracle
常識では考えられない

It's a miracle
ある種の奇跡

It's a miracle
奇跡で成り立っているっていうか

And dreams are made of emotion
夢見る情熱が支えなんだろうな

It's a miracle
君も行けば分かるよ

It's a miracle
必ず、信じられない事に出くわす

It's a miracle
想像できないだろうな

It's a miracle
でも、本当だよ

And dreams are made of emotion
夢を叶える熱気で沸き返って

And dreams are made of emotion
夢描く気持ちは何よりも強く

made of emotion
確かに、情動は強いよね




以上です。

It's A Miracleと、It's America、ぱっと見の字面は似ています。


このブログ内で「アメリカ、先進国なのにありえねー」と何度も実感しているので、ボーイの気持ちがなんとなく分かります。



おまけ

▼PVのワンシーンから。
すごい色彩なのに、色負けしないで、見事に調和してる。




▼歌詞にあった、ハリウッドのマリリン・モンローの足跡。




もっと、日本っぽい歌詞だったら、別のおまけにしたのに。
なんだよう。







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2017年9月19日火曜日

No-One But You (Only The Good Die Young) - Queen 和訳

No-One But You (Only The Good Die Young) - Queen 和訳


アット・ザ・レインボーでフレディは、「さて、次は悲しい曲をやる。ハンカチを用意して」と、MCをしていました。

1991年に病没した、リードボーカルのフレディへ、残った3人のメンバーが捧げる「No-One But You ノー・ワン・バット・ユー」(1997年)の和訳は、ねこあるきにとってハンカチだけじゃ済まなかったです。


▼PVにも出てくる、このイラストはギリシャ神話のイカロスですね。




イカロスは日本でも有名なので、適当に説明しますが。

幽閉された迷宮から脱出しようと、鳥の羽とロウを固めた翼を作って、父ダイダロスと息子イカロスは飛び立ちました。

ダイダロスはイカロスに、決して高く飛んではいけない、と助言していたにもかかわらず、イカロスは空高く舞い上がり、太陽の熱でロウが溶け、海に落下して絶命します。

余談ですが、イカロスが落ちた海はその名を取って「イカリア海」、付近の島を「イカリア島」と呼ばれます。


「冒険的、向こう見ず」という意味で、「イカロス」の単語は使われますが、歌詞に出てくる「too close to the sun 太陽に近づき過ぎた」は、「分不相応」という英語の慣用句です。


有り余る才能は生身の人間に分不相応だったのでしょうか。
フレディが、持てる力の限り、挑戦する姿はどう映ったのでしょう。


▼「ノー・ワン・バット・ユー」のPV。
No-One But You (Only The Good Die Young)は1997年8月。




▼「Rocks」に収録されている、フレディが登場しないバージョンのPV。ディーコンの目線が特に。




"No-One But You (Only The Good Die Young)" 和訳


Brian:
ブラアン・メイより


A hand above the water
あらゆる困難を乗り越え
嵐雲を抜け、羽ばたいて

An angel reaching for the sky
君が目指した空に、手は届いたんだね

Is it raining in heaven
この雨は君からのメッセージかな

Do you want us to cry?
あまり人を泣かせないでくれよ


And everywhere the broken hearted
見えるかい?
そこかしこに、悲嘆に暮れる人々が

On every lonely avenue
君も見慣れた並木道りには、こんなにも人があふれている
誰もが孤独でいっぱいだよ

No-one could reach them
この心の傷を癒せるのは、誰の手も届かない所へ行った

No-one but you
君だけなんだ


One by one
一人、またひとり

Only the Good die young
かけがえの無い人は、早くに去っていく

They're only flyin' too close to the sun
君ほど才能に恵まれ、誰も真似できないことをやってのけた人はいない

イカロスは飛ぶことに夢中になり、太陽に近づきすぎた
前人未踏の空を臨むのは、身に過ぎた事なのか?

And life goes on
返らない答えだと知っても、
空を見上げ、僕はまた問いかけている

Without you
君のいない地上で




Roger:
ロジャー・テイラーから


Another Tricky Situation
聞きたくも無いさ
でも、訃報はイヤでも飛び込んで来る

I get to drownin' in the blues
俺はすっかり塞ぎこんで、滅入っているときは

And I find myself thinkin'
つい、あいつと話してみるか、って
何の気なく思う、自分に気が付く

もう居ねえって分かってるのに

Well, what would you do?
なあ、お前ならこんな時どうすんだよ?


Yes, it was such an operation
良いんだって!
お前はメスを入れたんだ、大手術みたいなもんさ
この世界に旋風を巻き起こしたんだよ

Forever paying every due
「何度も代償を払ってきた」とか言ってたよな
まさか、永久にツケを払おうとは思わなかっただろうけど

Hell, you made a sensation
どえらいことをやる奴だったよ
最期まで世間を騒がせやがって

You found a way through 
そのまま我が道を突っ走って、行っちまった


One by one
誰だったら良いなんて無い
でも、どうしてお前なんだよ

Only the Good die young
早過ぎてなんの準備も出来ちゃいない

They're only flyin' too close to the sun
才能が身を滅ぼす、だなんて思ってねぇから心配すんな
お前は生身を捨てて、お日様にタッチしに行っただけさ

We'll remember
お前のリードで声が聴こえる
一緒に歌っている

Forever
これからもずっと




Brian:
ブライアン・メイより


And now the party must be over
なにか終える度に
「またひとつ、パーティが終わった」って格好つけてたね
今は余韻に浸っているんだろう

これだけ大きな出来事が、いつか収まったとしても

I guess we'll never understand
僕に理解できる日は来ないよ

The sense of your leaving
君がいなくなったなんて

Was it the way it was planned?
いつも考えるんだ

こうなる前に、僕に何が出来たなら
運命は変えられた?

それとも、どう足掻いても
仕方ない事だったの?


And so we grace another table
さて、また4人そろってテーブルに着こう
頭を突き合わせつつ、僕たちが培った原点さ

And raise our glasses one more time
どの曲も、熟慮を経てやっと完成させてきた
何度でも乾杯のグラスを掲げよう

There's a face at the window
この席には、いつも君が座っている

And I ain't never, never sayin' goodbye
だから決して
絶対に僕は、別れの言葉は言わない


One by one
欠けていく、大切なものから

Only the Good die young
僕は成す術なく取り残されていく

They're only flyin' too close to the sun
常人には辿り着けない
命を賭して眺めた景色はどんなものかい

Cryin' for nothing :Brian 
何が無くても構わない

Cryin' for no-one :Roger
会いたいのは他でもない

No-one but you
君なんだ


Thank you for your request, Mr.T.



以上です。


『空を見上げ、問いかける』は、サーティナインの歌詞よりイメージしました。

『並木通りにいる傷付いた人たち』は、フレディの死を悼んで集まったファンや関係者の事だと解釈しました。

『ツケを払う』『代償を払う』は、ウィー・アー・ザ・チャンピオンの歌詞より。

『またひとつのパーティが終わった』は、マイ・メランコリー・ブルースの歌詞より。


▼ここまで来たからには、和訳付き動画を作りました。






ねこあるきが注目したのは、物を言わぬディーコンです。
彼だけが、歌に参加していません。


ディーコンは以前、なぜ歌わないのか?という質問に答えています。

「歌わないんじゃなくて、歌えない。」
「歌えたらどんなに良いかと思うよ。」
「歌を歌えないということは、僕にとって(車いすやリハビリのない)足をもがれたようなものだから。」

フレディーに歌を習えば?という質問には。
「とんでもない。彼の前に出たら、余計にも歌えなくなるよ!」

歌に気持ちをぶつけることもなく、ひたすらベースを弾く姿が印象的でした。

以前、「Spread Your Wings 永遠の翼」で、ディーコンの人となりについて少しふれましたが、亡き父親の代わりがいないように、ディーコンにとってクイーンのボーカルは、フレディの代わりはいないのでしょう。

この「ノー・ワン・バット・ユー」以降、ディーコンは引退します。

「永遠の翼」で『翼を広げて、空高く飛んでみなよ』と歌うフレディ。

イカロスの姿を重ね合わせるのは、考えがあっての事でしょうか。
ショウ・マスト・ゴー・オン」の歌詞で、
『去りし日は伝説となり、色褪せることはない』
『今こそ羽ばたいて見せよう』
のくだりを読むと、自然とイカロスにつながったのかな。


おまけ

1分しかありませんが、カラー版。
インタビューはありませんので、英語が分からなくても大丈夫です。
▼ディーコンが笑顔なのが、なんだかホッとします。




▼メイキングの「ノー・ワン・バット・ユー」



冒頭のインタビューから。

ロジャーはブライアン・メイに曲の入ったテープを渡されて「どう思う?」と聞かれたのに、すっかりテープを聴くのを忘れていたそうです。

何か月も経ってから、急にブライアン・メイにロジャーから連絡がきて「いいよ、これ!まさしく、クイーンの曲だ!」と、話は進められていったようですが。

曲が発表された1997年は、ダイアナ妃の死とタイミングが重なったこともあったとはいえ、ロジャー、渡されたものはすぐに聴きましょうよ。






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