Floyd The Barber - Nirvana 和訳
「フロイド・ザ・バーバー」の元ネタは、アメリカのお茶の間のコメディ「"The Andy Griffith Show" メイベリー110番」というテレビ番組です。
頼れる温和な性格のおまわりさん、アンディが主人公。
ドジな部下に振り回されつつも、ほのぼのとアットホームな笑いを誘います。
「メイベリー110番」は、英語版ならyoutubeで見られます。
のんびり、ほんわかした万人受けするタイプのコメディです。
面白いですよ。
▼「フロイド理髪店」の看板が後ろにあります。
左が店主でご近所さんのフロイド。右が主人公のアンディ。
▼ドジっこでコミカルな部下、バーニィ。
▼左、おまわりさんの制服を着たアンディ。
右、家政婦のビーおばさん。
中央は、アンディの一人息子、オーピーぼうや。
アンディの一人息子、オーピーぼうやには母親がいませんが、歪むことなく、みんなに愛されてすくすくと明るく育ちます。
そして「モリーズ・リップス」同様、カート・コバーンの手でお茶の間の人気番組が、グランジ面に堕ちていく。(モリーズ・リップスはカバー曲ですけれど)
なんという…。
パロディにしては歌詞が重過ぎます。
両親が離婚したカートの目線で見ると、引っかかるものがあったのか、それとも、この番組自体がきれいごとに思えたのか。
いっそ深く考えないで、カートは悪い夢でも見たことにしたいです。
愛すべき登場人物が、グランジ面に堕ちるのは忍びないですが、頑張って和訳します。
▼パラマウント1991年のライブから。「フロイド・ザ・バーバー」
"Floyd The Barber" 和訳
Bell on door clanks - come on in
ドアのベルが、カランと音を立てた。
「さあさ、どうぞお入り」
Floyd observes my hairy chin
店主のフロイドは、俺のヒゲ面をじろじろ眺めつつ
理容椅子の向きをこちらへ向ける。
Sit down (in the) chair, don't be afraid
「ここへお座り。大丈夫、怖くないよ」
Steamed hot towel on my face
アツアツのおしぼりタオルが、顔にのせられる。
I was shaved
剃刀があてがわれ
I was shaved
削ぎ落していく。
I was shaved
俺は削がれた。
Barney ties me to the chair
バーニィが俺を椅子に縛り付ける。
I can't see, I'm really scared
タオルで顔を覆われているので何も見えない。
心底、恐怖で冷や汗が出る。
Floyd breathes hard, I hear a zip
フロイドは息を荒くしていて、
ズボンのジッパーを下げる音が聞こえた。
Pee-Pee pressed against my lips
抵抗したのに、俺の口にチンチンがねじ込まれた。
I was shamed
こんなことってあるか。
俺は辱められた。
I was shaved
俺は削ぎ落された。
I was shaved
俺は削がれたんだ。
I sense others in the room
別の部屋に、誰かいる気配がする。
Opie, Aunt Bee, I presume
オーピー、それにビーおばさんだろうか?
They take turns in cut me up
代わるがわる俺をいたぶり、切り刻む。
I die smothered in Andy's butt
(alt; I died smothered in Aunt Bea's muff)
アンディのケツが顔にのしかかり、
(ビーおばさんが顔にまたがり)
呼吸が出来ずに俺は死ぬ。
I was shamed
何かが砕けた。
I was shamed
俺は凌辱された。
I was shamed
俺は壊された。
以上です。
▼和訳付き動画。フォロワー様へ捧ぐ。
曲は好きなんです。
独特のリズムと、カート、クリス、デイブの順でフェードアウトする終わり方も。
メイベリー110番がこんなことになるなんて。
変な汗かきました。
おまけ
ご覧になったことのない方へ。
▼英語版でよろしければ「メイベリー110番」から、フロイド理髪店。
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